目標は90日を超えてはいけない。
目標を立てるときは、90日以内に達成できるものをたてるべきである。
それを超えると目標設定の質が著しくさがる。
目標設定とは、目標をどのように達成するかよりも重要なことだ。
従って目標設定はよく考えて行うべきだ。その際SMARTを意識するとよい。
Specific, Measureable, Acchievable,Result-oriented, Time-bounded。
そして、冒頭で述べた通り、長期にわたる目標を立てる際には必ず、それを達成するための、90日以内に達成できる目標設定を行うべきである。
手数が増えるとモチベーションが下がる
手数、すなわち工程数が増えると人間はモチベーションが下がるらしい。
従ってやるべきことはできるだけ限りすぐに、すなわち、少ない手数でできるようにしておくと、やる気が出しやすい。
例えば午前中のジョギングなど、億劫になりそうなことはできる限り先に準備を澄ましておくとか。
逆に、誘惑に負けてやってはいけないことは、それをやるための手順ができる限りめんどくさくなるようにしておけばいい。
私は、今日excelの講座を見たから、ショートカットキーをできるだけ使っていくようにすることを決めた。
これによって、手数が減り、めんどくささとおさらばできればいいと思う。
知り合い5人挟めば99%以上の人とつながる
非常に面白いことを聞いた。
知り合いの知り合いの知り合いの知り合いの知り合いまでたどると
即ち、知り合いを5人挟むと
世界中の人と99.9%以上つながるらしい。
例えば、私とトランプ大統領だって、私の知り合いの知り合いの知り合いの知り合いの知り合いをたどれば、間接的に知り合いということになる。
何人目からアメリカ人になっているのだろうか興味深い。
これは”6次の隔たり”と呼ばれて、ウイキペディアによると、
全ての人や物事は6ステップ以内で繋がっていて、友達の友達…を介して世界中の人々と間接的な知り合いになることができる、という仮説である。
解説によると、Aさんに44人知り合いがいて、その知り合いの中に1人でも
Aさんと重複しない知り合いが44人いる人がいるとする。このように6人たどると、44の6乗で72億程度になり、世界の人口である70億を超すという考えだ。
たしかに、私のlineの知り合いも200人ほどいる。しかし、実際に連絡を取り合うのは、せいぜい多く見積もっても20人程度かな。
知り合いをどこまで含むのかによるけれど、
情報化社会で人と人がつながりやすくなっている以上、
案外世界は狭いということだ。
そういえば、大学のときにバイト先の友達に紹介してもらった女の子が
高校時代の友人の幼馴染だった。
世界は狭いんだな、という感覚が研究されていることには驚きだ。
核分裂をエネルギー源にする生き物
核分裂をエネルギー源に活動する生物がいるらしい。
先程、Amazonプライムでシンゴジラを見た。
たいした感想が思い浮かばないが、おもしろかった。何よりキャストが豪華なのだ。前田敦子がたった20秒ほど出演したり、斎藤工が戦車の中の自衛隊隊員役でほんの数秒だけ登場したり、と主役級の役者が脇役で多数出演していた。とにかくどの役の俳優も見たことがある人物だった。
ゴジラは核分裂を体内で起こすことにより、エネルギーを得ている。血液で炉心のクーリングをしているらしい。
故に、血液を凝固すれば炉心が暴走するので、それを利用してゴジラを停止させた。
人智を超える生物を人類の技術と頭脳をもって退治する話だった。
いわば、ゴジラは何も食べなくても、核分裂を体内で起こし続けることでエネルギーを得ることができるわけであるが、中学時代に人間の体内に葉緑体を埋め込んで、人間が光合成できるようになればいいと言っていた理科の先生を思い出した。
ネット批判を風刺する作品(高校入試 湊かなえ)
昨日、湊かなえの”高校入試”を読み終えた。
ゴールデンウィークのせいで乱れた生活習慣によって
朝の5時まで読んでしまったのであるが。
猛烈に集中して読んでしまうくらい面白い作品であった。
この作品で最も印象に残った言葉は?
と聞かれると即答できるくらいに印象に残っている言葉がある。
”たとえ無記名でも、悪意のかたまりである言葉は心を破壊するくらい恐ろしい力を持っているんです。放った本人にはわからない、他人にもわからない、言葉を受けた本人だけが、息もできなくなるような苦しみを受けるんです。”
いや、即答できるような長さではないか。
これは物語終盤に放たれた言葉であるが、私の胸にはぐさりと刺さり、
そのときは、鳥肌が立つほどであった。
最近は、芸能人の失言がよく炎上しているのを見かける。
このような炎上の中の批判コメントを見ていると、
非常に腹立たしい気分になるのだが、心無いコメントを書いている人たちにこの言葉をよく考えてほしいものである。
とはいえ、ネット批判ではなくとも、この言葉は普段の友人とのコミュニケーションにもあてはまる。心無い一言を吐く人は案外多い。
私もおそらく知らず知らずに誰かを傷つけているのだろう。
この本を、自分の発言を見直すきっかけにしたい。